モナコ開催のF1グランプリを楽しむ方法

モナコの楽しみ方はさまざまです。モナコ公国を堪能する楽しみもあります。フランスとイタリアを隣国に持つ国で地中海の宝石と呼ばれる国ですから、その食文化は言うに及ばず、観光地としても、誰もが憧れる土地ですので、レース前後に堪能できれば、まさに至福の時です。F1やレースが好きな方にとっては、まさに憧れの聖地ともいえる場所とされていますから、いるだけで楽しいと言われるほどです。しかし初心者の方が楽しむのなら観光以外では、パドックエリアに行って、好きなチームやドライバーの方を見つける楽しみもあります。パドックが金網越しに見えるカフェもあり、少しでも身近に選手を感じる事ができます。またエンジン音を堪能する、という楽しみ方もあります。あれだけのスピードで走りますから、その音は非常に大きく響きますが、モナコは岸壁に囲まれているコースもあり音が響くため、まさに迫力をその身に受けるような体験ができます。

F1のコースの中で、難易度が非常に高いモナコの特徴

モナコはF1のコースとして非常に有名であり、世界的に人気です。1929年から参戦しており、イギリス、イタリア、ベルギーと並びF1が創設された時期から現在まで開催されている土地であり、創設から現在まで唯一同じコースで走り続けている場所でもあります。通常は公道である場所を数週間かけてF1のコースに作り替えていて、その狭さから追い抜き困難であり、最も集中力が必要なコースと言われています。小さなミスが大きなトラブルに繋がるため、優勝候補脱落というドラマもあり、また予選によってスタート位置が決められるため、予選で決まるとまで言われているほどです。そして狭い上に、地中海のリゾート地ですから直線コースが非常に少なく、市街地であるが故にガードレールに視界を遮られるコースです。ドライバーも観客も、まさに一瞬の気が抜けないコースです。

モナコはF1の聖地であり数々の異名をもつ場所

モナコのF1グランプリは非常に難易度が高いため、さまざまな賞賛の声と異名を持ちます。モナコで速ければ一目置かれ、モナコで遅ければ他のコースでの格が下がるという言葉や、モナコの優勝は他のコースの3勝分の価値があるとまで言われており、この地を何度も制したものはモナコ・マイスターと呼ばれるほどです。ここモナコで複数回優勝しているドライバーは、レースや車に興味がなくとも耳にしたことがある人々ばかりで、彼らはモナコのF1の代表ともいえます。2018年のモナコでの優勝した方も実力のある方で、今までも多くのグランプリで上位にいた選手です。そんなモナコですが、カジノ、丘の上の王宮からの眺め、特に地中海に浮かぶ島の夜景はすばらしいものがあります。旧市街地には美しさと歴史を感じ、地中海の風土と食事を楽しめる、最高の場所ですので、宿の予約はとても難しいそうです。